事業概要

背景と目的

アジアにおいて石炭等の化石資源は、経済発展を支える重要なエネルギーとして必要不可欠です。一方で、地球環境問題、資源制約が世界的な問題として解決が迫られる中で、環境に配慮した高効率の化石資源利用が不可欠となっています。しかしながら、これらを支える中核的人材、とくに若手人材は不足しており、その育成は急務の課題です。九州は、日本の近代エネルギー産業を支えた歴史的な背景を有し、現在に至るまで化石資源・環境分野の最先端の研究が継続して行われており、先端的な大型商業設備・実証設備も多数立地しています。本事業は、これらの背景のもとに、九州大学を中心に産学官連携で石炭等の化石資源有効利用に向けての、分野横断的な基礎科学の基盤的知識の講義と現場実習を組み合わせた斬新かつ実践的な教材開発をおこないます。

概要

  1. 化石資源有効利用に必要な6つの分野から構成される講義群を設定し、大学と産業界講師がペアになって、講義と現場実習を組み込んだカリキュラムを企画し、その教材を共同開発します。
  2. 長期インターンシップと企業との共同研究参画を通じた、実践的課題解決型教育を目指して、実務訓練型教育のカリキュラム開発と教材開発を実施します。
  3. 産業界のニーズを精査し、必要とされる人材に最適な育成プログラムを作成すること、ならびに、教育の質を高めるため、外部委員を含むプロジェクト評価委員会でプログラム全体の改良を図ります。
  4. 作成したプログラムに基づき、研修生を、大学、企業等から受け入れ、実証講義を実施します。
  5. 以上を総合して、平成22年度から事業の自立化と成果の水平展開をおこないます。

組織

プロジェクトコーディネーター:九州大学 先導物質化学研究所長 永島 英夫
サブコーディネーター:九州大学 炭素資源国際教育研究センター特任教授 持田 勲

組織図