実証講義

E 地球環境保全

E-3 水環境保全

平成21年度 実証講義

島谷幸宏(九州大学工学研究院
内田唯史((財)九州環境管理協会
川辺允志(栗田エンジニアリング(株))

科目概要

水環境保全の見地から、石炭、重質油、バイオマスといった資源利用、改質に伴って発生する廃液、排水に関して、規制項目、測定方法、および対策技術について講義を行う。

学習目標

化石資源利用に際して、環境側面も考慮できる技術者の養成を行う。

各コマ概要

特に現在行われている実例を基に、具体的対策を例にその目標・狙いあるいは現方法で残る課題を取り上げ、実学的授業を行う。

コマ 講義・教材担当 内容
島谷幸宏 【石炭利用における排水発生プロセス】
わが国の石炭利用に伴って発生する排水の実態について,概説する。
・ 石炭利用産業の現状
・ 排水発生プロセス
・ 排水性状及び環境影響
島谷幸宏 【石炭利用と水環境】
資源利用等によって発生する廃液,排水に関連する法体系,処理の概要,水域環境の現状等について概説する。
・ 法体系等
・ 水域評価の体系
・ 水域環境の現状
・ 地方自治体との公害防止協定の現状
川辺允志 【水処理技術概論】
ボイラー用水製造,廃水処理及び冷却水の処理における技術的変遷と基本的水処理技術の概要について概説する。
・ 水処理,廃水処理の歴史,変遷、体系
・ 淡水及び海水冷却水処理の歴史,変遷、体系 また,水処理の課題,回収再使用、汚泥の有効利用並びに今後の水処理のあり方について概説する。
川辺允志 【排水処理の実例】
重質油、石炭利用により発生する廃液,排水の処理の実際を紹介する。
・ 発電所排水の処理技術
・ 石炭ガス化排水の処理技術
・ 回収再使用の実例
内田唯史 【水質保全技術】
排水が水域に流入したのちの水域環境の調査,分析,保全,評価技術について紹介する。
・ 水質調査,分析法
・ 水質保全技術
・ 水域環境の評価技術(シミュレーション技法)